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アイコムプロホビーのISOタンク模型

先日ポチッとしたアイコムのISOタンクですが、手を出しちゃうとEF65もキハ40もその他諸々をほったらかしそうなのでジッと我慢していましたがもうムリ。ちょっとだけ観察してみましょう。

手前左がTYPE01、右がTYPE02、奥がTYPE03となっています。ちなみにメーカーHPはコチラです。で、モデルとなったのは
TYPE01 22T1
TYPE02 22T6
TYPE03 JP2276
とされています。

TYPE01のモデルである22T1は、京葉地区ではJOTラテックスを中心としてバリエーションはそう多くありません。鏡が平らなタイプですね。
一方でTYPE02の22T6はバリエーションが豊富であり、「コレが22T6」というカタチはありません。TYPE01のような22T6もあるし、TYPE03のような22T6があっても不思議は無いカンジです。今回のタイプはJOTの化成品コンテナリースのページに紹介されている形です。このタイプはJOTだけでなくNRSにもありますね。ワタシも何度かタンクコンテナを観察していますがこのあたりが一番判りやすいと思います。また、メーカーHPの作例ではフレームをオレンジ色にしていますが、JOTのHPでも判るようにフレームは何色かあります。ココの下の方でご紹介しているような写真見たらグラッと来るヒトも多い気がします。
TYPE03の「JP2276」ですが、別形式というワケではなくモノとしては基本的に22T6と同じです。「22T6」のような標記は1995年式、「JP2276」は1988年式の標記です。「22」はサイズを示しており、95年式も88年式も同じで幅8ft、長さ20ft、高さ8ft6inのモノを指します。95年標記では下から2桁目が「T」となっていますが、これはタンクのT、88年式ではタンクは「7」と標記しています。従って
22T6(1995年標記)=2276(1988年標記)
となります。タイプは同じはずですが製作が古いので頑丈に作られており、斜めに梁が入っていると思われます。
なお、頭の「JP」は日本を示しています。

しかし「アイコム」といえばワタシはどうしてもココを連想してしまいます。アチラコチラからも賛同されると思いますが?(^^;

えっと、能書きが長いな。では各タイプをもう少しジックリ見ていきましょうか。


組み立て方はメーカーHPにも書いてありますが、TYPE01とTYPE02は同じ手順です。妻板部分と上部歩廊部分がコの字になっており、コキと接する底面に当る部分はツメを受ける穴がついた別パーツとなっています。この中間部分にタンク部はめ込むようになっています。

TYPE01の前側はこんなカンジ。

後ろ側です。甘いものの梯子と液抜き用バルブカバーがモールドされているのはコダワリを感じますね。

基本的にはその昔自作したタンクコンテナと同型なのですが、フレームはかなり太いですね。一方でちゃんと固定出来る(はず)ですので、その点ではアイコム製の勝ちですな。
TYPE02の前はこんなカンジ。

後ろはこんなカンジ。

半楕円の鏡部を表現するのに苦労していますが、ちょっと頂けません。商品化するのに妥協し過ぎ、ってかこの組み方にするのならもう少し精度が欲しい所です。ま、1基当り300円ですから文句は言えないのかも知れませんけど。

これら2つとは異なるのがTYPE03です。TYPE03はフレーム全体が成形品であり、下部にツメを受ける部分の付いたパーツをはめ込むスタイルになっています。タンクはフレームの間に無理矢理押込みます。
では前から。

後ろ側。

タンクをはめ込む必要があるものの、余裕がある設計となっているせいかTYPE02に較べて破綻が少ないです。

タンクはこんなカンジで取り出します。

個人的にはTYPE03が最もバランスいいカンジがします。とはいえこの手のコンテナはあまり見かけないので、改造の上ISOタンクではなくJRF私有コンテナに仕立てるのが楽しそうです。UT13Cなんて仕立てるのもアリでしょう。
いぢりたいなぁ、でもジッとガマンしましょう(^^;

今回は外部リンク張りまくりましたな、書いていて疲れました。
リンクついでにもう一つ、そろそろブログ村のメンテも終わる頃かと。ナニか変わったのでしょうか?
タンクコンテナは「ブログ村貨物列車」でもネタにされている方が多いですので探してみて下さいまし。

Comments [2]

すんません。ちょっとご無沙汰しておりました。

TYPE01は鏡板が平たいタイプ、02が丸いタイプと考えるのが簡単そうです。
TYPE01のような22T6を再現するときも、補強を追加すればいいと思いますし。
過去のエントリにあった、大量のISOコンテナに多少やられました(^^;

うちでTYPE02を作ったときに参考にしていた、

そしてTYPE03ですが、
やはりISOタンクコンテナと称するのは無理があるようですね。
うちにもいくつか転がっているので、処遇を考えないといけません。

TYPE01のベース部分端の突起(?)は本文中で示した「TYPE01のような22T6」の下側の梁を模しているのではないかと思われ。スケール通りに表現するとコキのツメが干渉するために苦肉の策を取ったのではないかと思います。従ってTYPE01を22T6としても問題はなさそうです。

TYPE03ですが、改造のベースとして考えるとこれ以上の素材はないように思います。見つけたら買っておこうかと思ってますが、千葉の片田舎では見掛けないのでした。これだから田舎は(ry

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