[PR]ジャマイカの反体制思想とレゲエ音楽

自家用軌道は新たなる世界へ

昨日大先輩からお借りした秘密兵器を早速使ってみます。と言ってもいきなり曲げられません、まずは穴開け。

レールに10φ穴を開けるのもすっかり慣れましたよ。


大先輩は型紙を作られていましたが、型紙を作るのが面倒なのでリクツで逃げ切ろうというセコイ考えで例によってクダラン計算君。
半径rの円弧ABCがあり、直線ACを結ぶ線の中点Dを通る垂線を引くと円の中心Oを通るコトになります。

当然△AODはAO=rを斜辺とする直角三角形となります。ADの長さが決まれば三平方の定理でAOの長さも決まり、BDも求まりますね。
AO^2=AD^2 + DO^2
DO = SQRT(AO^2 ? AD^2) = SQRT(r^2 ? AD^2)
BD = BO ? DO = r ? DO
※SQRTは√の意味です

ウチの軌道では軌間中心径1750mmにしようとしていましたので、
外径 = 1750mm + 190mm = 1940mm
内径 = 1750mm ? 190mm = 1560mm
実際にはスラックを入れるために内径はもう数ミリ小さくするつもりですので1555mmとして計算します。

借りてきたレールベンダはレールを支える部分が400mmですので、AC=400mmとして計算すると、

外径:1940?SQRT(1940^2?200^2)=10.3mm
内径:1555?SQRT(1555^2?200^2)=12.9mm

うへぇ、かなりシビアですね。まぁいいや、この値に近付けるコトを目標にしてまずは冶具作り。

1×4の板を2枚タップ止めしています。写真奥が幅400mm、中心線を引いてテキトーにタップを1本立てています。このタップに10mm付近と13mm付近にマジックで印を付けました。印付近まで曲げれば目的の半径というワケ。えっと、上手くいくか判りませんがね。
冶具も出来たので早速曲げていきます。

このようにレール敷設状態で曲げていけるというのが大先輩設計のレールベンダの素晴らしい所ですが、何度もジャッキを「コキコキ」してたら疲れちゃいました。立てた方がちょっと楽鴨。

や、もっと曲げていったらこの体制はムリですけどね。開始30分、ちょっと曲がってきましたよ。

ワクワクしながら曲がり具合を確認してみます。

全然ダメじゃん。タップにある2つの印のうち、1×4材に近い方の印まで曲げないと所定の半径にはなりません。
エイヤっと曲げると結構曲がった気になるのですが....

ジャッキの油圧をリリースすると「ぷっ」とレールの曲がりも戻っちゃいます。
この後頑張って曲げたのですが、ココまで曲げてもう息切れ。

明日肩が上がらなくなりそうなのでコレで終わりとしました。やー、肩も腰も痛いです。NやHOでも痛くなりますが、アチラは肩凝り、コチラは筋肉痛。更に半袖のTシャツで作業していたので腕は陽に焼けて真っ赤になってます。ふむ、真夏にこんなコト出来ないな。
 
 
ちょっとだけど曲がったんでうれちい=>「ブログ村鉄道模型」はコチラです。

Comments [3]

おいらが言うのもなんですが…きれいにまがっていますねぇ。

初夏を思わせる陽気でしたね。
日焼けもしますね。なんでレールまげるの?と聞かれたら
うまいビールを飲むためと答えてくださいなっと(笑)

30分であのぐらいというのは、ジャッキがぼろいんだと思います。1回油が漏れて、わけの分からん油をたした
ガタピシ君なので雰囲気を感じ取れたら、あれはやめて新品の購入をお薦めします。

使い方はいろいろありますが、やっぱり
端は曲がりにくいですね。ジャッキは中央が基本でやったほうが良いようです。
端をまげなければいけないときはしようがないのですが。

しかし、レールの敷設から細かな計算をしていて、えらいなぁと。

自分数学苦手なので…
生きた数学の問題として取り扱いますか…って何いってんだか。

あ、あと確認まで…ジャッキの先端をあわすのは、頭の部分を回転させてレールに合わせてから、金具を締めて圧をかけてますよね?

まぁ、とにかく新品の購入を!10tとかも値段あんまりかわらないけど、簡易ベンダーがもたないか・笑

ある程度までまげてあとは敷設場所で微調整ができるのが、良いところであり、その小ささが、ばたつきの原因になるので、怪我のないようにお使いくだされ。

ここが使えないってのは今後にいかしていきますので、ガシガシ使用レポートをおねがいします。

さぁ、全国のなんちゃって15インチゲージャーよ、あそぼうぜー。

コメント2

あとこれも目分量の域をでませんが、

レールの力を加えるところにチョークで線をひいて
何十回かこきこきして、

それを5?間隔にしたら急曲線とか
10?にいたらそれより緩い曲線とかやってました。

参考にはなりませんね。
ま、おいらはそんなおとやっておりました。

すんません。

最初のうちはスルスルと曲がっていったのですが、途中から今ひとつ曲がりが悪くなったような気がしました。油はホワイトガソリンなどの軽質なモノでない限り、油圧保持には関係ないかと思います。
何となく掴んだのは、最初は曲がりが悪くてもとりあえず癖を付け、2回・3回とトライして曲げていく、というコトでしょうか。違うかな?

型紙作るのって結構大変そうだし、保管も面倒なので計算に逃げただけで、要は手抜きであります。ネタにもなるし(^^;

ジャッキはそうやって調整してから圧掛けるのですか、テキトーに「コキコキ」してました。ふむ、ソレが原因かなぁ?
レールにジャッキを当てる位置は目分量でやってました。やはりキッチリと印付けた方が良さそうですねぇ。参考にさせていただきます。

しかし色々とやってみて、ホントに世界が広がりました。もうねぇ、気分は保線係員です。ヘルメット買って来るかな(^^;

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