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出来合いペーパーストラクチャー完成と考察

昨日床板を接着したペーパーストラクチャー本体ですが、屋上側から見るとかなり歪んでいました。

加工精度が低いんだろうなぁ。とはいえ、屋上側を接着してやれば歪みは取れるはずです。




屋根上側を接着します。

上側で調整してちゃんと直方体になりました。
続いて看板も組上げます。

あとは看板も接着して本体に重石を乗せて落ち着けます。

その間に外部階段パーツを切り出して....

組み立てます。細かい加工をする部分がある一方で階段は印刷で表現していたり、糊付けする部分に印刷してあったりと、何となく統一感が無いような気もします。

や、ロクに組み立て方を見もしないで組んでますから間違えてるかもしれませんがね。
さて、屋上の周囲に壁を取り付けるようになっていますが、ココでちょっと遊んでみます。
ネットを彷徨っていて紙を強化するために樹脂を浸み込ませるという技を見掛けたので試してみようというワケです。プラ細工での王道、サフと共に試してみようと昨日木部用下地処理スプレーなるものを買ってきました。

使えなかったら木工で使えばいいしな。ついでに遅ればせながら両面テープも購入、このキットの糊しろは一部5mmになっていて両面テープでも組めるようです。
で、テキトーに吹き付けて....

乾燥してやりました。ホントは溶剤を飛ばすのに一昼夜置くのがいいようですが確認だけですから。

上がサフを吹いたモノ、下が下地処理スプレーです。
まずはサフを吹いた方はサフの成分が裏面に付着したせいで少し厚くなりかつ固くなっているし色も少し暗くなった気がします。また片側だけサフを吹いたので若干沿っている気もします。両面にサフを吹けばそれなりの固さになる一方で、印刷で着色工程省略というコトは出来なくなりますね。一方で木部処理スプレーは吹き付け時に透けるほどシッカリ吹き付けてやりましたがあまり厚くなった感じも固くなった感じもなく、吹く効果があるのかどうかビミョーな所です。この部分はそのうち接着するコトとして、ペーパーストラクチャーについて考察してみましょう。

一概にペーパーストラクチャーと言っても2通りあるように思えます。1つは今回ダウンロードしてきたような壁や窓をプリンターで印字し、基本的に塗装はしないタイプ、もう一つは厚紙を使ってプラ板の代わりに紙を使うタイプですね。模型屋でよく見られるのは後者のタイプです。前者は塗装が不要で高度な印刷が出来る一方で、細かい細工をしようとすると切り口が見えてしまうので印刷ではカバーし切れない部分が出てきます。紙1枚では薄いため強度的にも不安で、強度を出すためには裏打ちする必要もあるようです。
後者は購入したワケでなくパッケージを見ただけなのですが、割と厚い紙をレーザーカットしているようで精度は高いものの、紙である必要性が判りません。キットを製作する上では金型が不要となるため少量多品種生産が可能なのでしょうが、コスト的に決して有利と言えないような価格だしな。
ええと、勢いで「ペーパーストラクチャー」と騒いでいますが、結局ナニが有利でナニを使えばいいか判らなくなってきました。折角展開図を作ったので同じ大きさのプラ製待合室を作って優劣を比較してみるかな。

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