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カトーコキ200(8042?1)ISOタンクを分解してみる

昨日ISOタンクを分解しようとして時間切れになりましたが、今日はバラしますよ。

まずはタンク上部の架台を取ってみましたが、分解には直接寄与しません。ルーペでつなぎ目が無いか探しまくったところ、リアエンド妻面のフレームと妻板との間にわずかな隙間があるコトが判りました。変なモノでこじ開けると傷付くのは明白ですから、カッターの刃をそっと入れておっかなびっくり妻板を外してみました。

おお、外れた外れた。そうですか、こんな構造ですか。


フロントエンドも同じ構造になっているはず。リアエンドより更に狭い隙間しかありませんが、リアエンド同様である事を信じて慎重にカッターの刃を差し込んでみると....

おお、やっぱり。
両側の妻面が外れてしまうと、タンク本体は2分割になっていますからすぐにこんなカンジになります。

但しこの時無理は禁物です。写真にも写っていますがタンク底部にポッチがあって、フレーム底部の穴にこのポッチがはまっています。コレを折らないように軽く持ち上げてやるといいでしょう。
ココまで来たらフレームから慎重に片側ずつタンクを取り外してやります。

この状態になればデカール貼ったり色差ししたりするのも楽ですね。
フレーム底部をよく見ると、ちゃんとコキの爪受けが3つあります。

というコトはコキ104/106のどの位置にも積載できるというコトですね。
さてここで以前作った自作22T1と比較してみます。

テキトーに作った22T1ですが、カタチはまあまあでしょうか。自作品はフレームに1mm角材を使用しているのですが、関水品は1.5mm程度の感じですね。それでも接合部のツイストロック受けの穴まで表現されていたりして、シッカリ金型を作っている感じです。
フレーム強度についてはかなり強い感じがしますが、底部に長さ方向と垂直に補強が入っていますから強いのは当然ですね。参考までに昨日の底部裏からの写真を再掲しておきます。

実物はフレームだけしかなくてこんな垂直方向の梁は無かったように記憶してるんだがな。週末にでももう一度確認しておきましょう。
で、駅そばで買った2輌をチラ見して中々の出来だと思い、帰りに途中下車して量販店で追加購入していたのでした。

コレだけあれば1コや2コは改造してもいいかもな。
試しにコンテナを他の車輌にも積んでみます。

上は関水コキ104、下は異教のコキ106です。どちらもちゃんと積めますが、取り付ける時にはちょっとキツめですしフレームが折れそうですのでちょっと気を遣います。それでもコンテナのバリエーションが増えるのは嬉しいですね。
あとはコキ200のカプラーをウチの標準仕様に変更して作業終了。

手摺部分だけ再塗装するかもしれないし、ウェザリング・色差しもするつもりですので1輌だけしか手摺とブレーキハンドルは取り付けていません。まぁとりあえず遊べるレベルにはなりました。

コンテナ本体についてグダグダと書きましたが、完全に実物通りではない部分もあるものの、妻板が平らな22T1タイプとしては満足できる出来だと思います。妻面の標記を変えて類似の22T6に変更したり、塗装して色違いにしたりといった楽しみもありそうです。
次は鏡が半楕円の22T6タイプが発売されるコトを望んでいるのですが....タンクの保持方法が難しいんだろうな。今回の関水方式を参考にしてまたいじってみるかな。


やはり他に買った方もいるようですよ⇒「ブログ村鉄道模型」はコチラです。

Comments [2]

こんばんは。
ISOタンクの分解レポは大変参考になりました。
これで千鳥線のエチレンタンクが製作できそうです。
今まではアイコムのキットで我慢?していましたので・・・。
週末にでも購入したいと思います。

何かのお役に立てれば幸いです。なかなかいい造りですよ。

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