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12系用室内灯を作ってみる

昨日はテールライトのLED化で果てましたが、今日は本丸の室内灯を作ってみます。「12系用」としていますが、少なくとも最近の関水の一般的な製品には流用出来るはず。
まずは457系室内灯用基板と同じ大きさで基板サイズ確認開始。

大きさありきではなく、作りやすさ優先で試しています。穴は5×6個、この大きさであればそれほど苦労せず作れるはず。


はめてみましたが....やはりそんなに甘くはありませんでした。457系とは造りが違っていて車体が天板付箱型ですから室内高が低く、引っ掛かってしまいます。

結局、すんなり入る大きさは1列分少ない4×6列でした。いやまぁ上部隅を斜めに落とせばはまらないことも無いでしょうが、他の車輌では問題が発生するかも知れませんのでこの大きさとしておきます。

但し切り欠き横の2列は車体に固定するために部品取り付けは出来ません。それでも先日調達した部品を半田付けして何とか使用に耐えられそうな試作品が出来上がりました。

回路は先日の457系のモノからコンデンサを抜いただけです。ちゃんと車体に装着できて光ますよ。

ちょっと暗いですが、室内天板にアルミテープを貼っていないから、というコトにしておこう。
えっと、発光体であるアクリル棒が中途半端な位置で光ってますがコレは基板の出来とは関係ないですよ。

さて、今回は表面実装のブリッジダイオードを使ったのですが、どうにも半田付けしづらいのでした。表面実装って先にパターンにはんだを流しておくようなので、第2作はブリッジ以外のパーツを先に取り付けてしまいました。部品取付面から見るとこんなカンジ。

パターン側から見るとこんなカンジ。左上の4点がブリッジダイオードの取付位置です。4点のうち左側の列が線路からの給電、右上が?でLED用コネクタに直結し、右下は抵抗に直結しています。

こうやって考えるとスルーホールのユニバーサル基板の方が使いやすそうですね。1.6tのモノはあったのですが、1.0tのスルーホールタイプのユニバーサル基板は見付けられなかったのでした。
先にはんだを流していてもやっぱり表面実装ってはんだ付けが難しいし。

それでも何とか取り付けて車体に装着してみました。半田面は車端側....

LEDコネクタがある部品取付面は室内側になります。

とりあえずコレで使えるモノにはなりました。半田付けを繰り返しやっていればいつかはもう少し上手くなるだろう....


と、師匠から頂いたコメントのレス書いていてふと思い付きました。
457系のヘッドライトは抵抗1つとLED2つだけで実現していました。いやまぁネタを書いた時は付いているチップ部品が抵抗だとは気付かずにご指摘頂いて気が付いた次第ですが、よくよく考えるとコレはコレでありですし、コレを室内灯に応用出来るのですね。

ワタシの使っているOSWT166Bは順電流が25mAで最大使用電圧は4.2Vとなっています。パワーパックをフルスロットルにして12V掛かった時、、回路の電流は25mAとして330Ωの抵抗での電圧降下は
0.025×330=8.25V
となり、LEDには
12V?8.25V=3.75V
が掛かります。実際には14V程度のパワーパックもあるでしょうから安全を考えるともう少し大きな390Ωとか430Ωあたりの抵抗を使った方がいい気もしますが、ある程度スピードを出さないと光らなくなってしまうでしょうし、短時間であれば火を噴いたりするコトも無いでしょうからコレでいいでしょう。
さて、コレと同じようにブリッジもかませずに抵抗とLEDだけを付けた室内灯は....LED1つだけならば前進か後退どちらかの時だけ室内灯が付くことになりますが、逆向きに2つ付けたらどちらに進んでもどちらかのLEDは点灯するはずです。ヘッドライトかテールライトはどちらか一方は必ず点灯しているのと同じコトです。しかも気になっている逆電圧はLEDの駆動電圧分しか掛かりませんから、4V程度というコトになります。
なんだ、ブリッジダイオードなんて使わずにLEDを2コ逆差しにすればいいのですな。というワケで早速試作。

抵抗1発の極めてシンプルな回路です。ちなみにLEDの黒いピンがアノード側、2つのLEDは内側同士と外側同士が接続されています。
半田面はこんなカンジ。

早速電気を流してみます。片側の進行方向に....

反対側の進行方向。

発光部を工夫すればコレでも使えないことはない....と思います。部品代ですが、LEDとICソケットはブリッジを使った時の2倍のコストとなりますが、ブリッジダイオードを使わなくて済みますから多少は安上がりになるはず。
さて、発光部をどうするかちょっと考えてみるかな。
 
 
ワタシは相変わらず遠回りばかり....=>=>「ブログ村鉄道模型」はコチラです。

Comments [4]

LEDを2コ逆差しとは!。
逆電圧が気になって保護用ダイオードまでつけちゃったりしてました。
試してみよう。

あとは、今後のこちらの様子を伺って…(^?^)

精神衛生上はビミョーですが、よくよく考えると理屈上は逆電圧を気にしないでもいいのですね。
LEDが安くなったから出来る芸当ではありますが、2個差しはアリですよね。あとは導光部なんだよな。アクリル板にするのが一番楽な気もしますが、加工がなぁ。一晩寝て考えますよ。

逆電流を考えないで良いって本当ですか? とりあえずあの基盤の配線を解析してみないと理解できないようですので その時点でまた質問させて頂いて構わないでしょうか? それと記事の終りの件ですが これはあくまで先頭車だけの案ですよね? 中間車でLED2個は勿体無いって思ったもので(^^;)
アクリル丸棒はやはりダメですか? 画像だと結構行けそうな気がするのですが 反射板とメンディングテープ併用で何とかならないでしょうかね? 私も早く実験してみたいです!(^^)

逆電流はそれ程流れないはずですからもともと考えなくていいかと。抵抗1発で考慮しなくていいのは逆電圧ですね。

コストの問題ですが、先頭車だろうが中間車だろうが同じコトです。ワタシの調達価格でブリッジダイオードは1個40円、LEDは1個9円です。LED1個に抑えるために40円のブリッジを使うのか、LEDを2個使ってブリッジを使わなくするのか....好みもあるでしょうから一概には言えませんが。
アクリル棒は加工すればいけますよ。

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