早朝の千葉県地方は曇っていて何ともビミョーな空模様、それでも作業しようと庭へ。
えっと、昨日たった一日雨に塗れただけで線路が錆はじめています。にひひ、いいカンジではないですか。ホンモノならではの質感、もっと錆びたら「線路!」というカンジになるコト間違いナシですな。
一方で、以前敷設した試験軌道はカラーパイプなので錆もせず。
本来の用途に用いるのであればホンの数週間で錆びたら困るのでしょうが、「線路」として考えるとちと辛いですね。価格と機能で考えると角パイプ軌道は十分に「アリ」なのですが、「線路」を敷きたいワタシとしては高くてもホンモノのレールを選んじゃうなぁ。
さて、昨日ちょっとだけ作ったレールクリップですが、線路と組み合わせてみました。
左がフラットバーから切り出したレールクリップもどき、右が大先輩や大御所が使われている角座金です。
角座金は買ってきてすぐ使えるものの、ホンモノのレールクリップよりひとまわり小さいコトと、写真でもわかるように銀色過ぎるコトがネックです。ちなみにこの角座金は3週間ほど野ざらしにしているのですが、亜鉛メッキのせいか全く錆びません。フツーは錆びない方がいいのでしょうが、こと線路となると錆びて赤茶けている方が雰囲気出ると思います。フラットバーから作ったレールクリップもどきだとあっという間に錆びていいカンジになりそうです。ふむ、手間が掛かるけどやはり自作するかな。
レール並べて気が付いたのですがやはり路盤は水平ではなかった様子で、線路が枕木から浮いている部分もあります。
ええ、ワタシの作業精度はこんなモンですよ。ま、小石でも挟んで嵩上げしてやりましょう。
さて、昨日作った冶具を塀沿いに置いて枕木を整列していきます。
路盤幅は1mなのですが、土留めがわりにレンガを置いたので残りは90cmです。枕木幅が70cmですので左右に約10cmずつのスペースがあります。このスペースを保ちながら等間隔に枕木を配置するために昨日御紹介した「竹馬もどき」を作ったのでした。長い材は2×4を使っています。幅89mmですから、テキトーに隙間を開ければ約10cmとなって所定のスペースを取るコトが出来ます。また枕木のピッチに線を引いてあるのでそれに合わせて枕木を配置すれば等間隔で枕木が配置できます。長手方向に対して90゜に短い1×4を打ち付けていますが、この先の部分にレールの底を合わせれば、ほぼ枕木の中央に線路を配置できるはず。
ココまで来たらとっとと固定....といきたいところですが、そうはいきません。今回入手した線路は定尺の半割りなので片側にはレール接続用の穴が開いていますが、反対側は穴が開いていません。高速の列車を走らせるワケでは無いので誤魔化そうと思えばどうにでもなるのですが、「線路好き」としてはペーシで接続したくなります。というワケで、昨日穴を開けた精度の低いペーシの中から穴の位置が近い2枚を組み合わせて1組とします。
水平と思われるウッドデッキにレールを2本並べて....
規格穴にペーシを取り付け....
穴を開けるべき位置にマークを付けます。
ポンチ打って穴開け開始。
まずは5mmの穴を開け、所定の3/8ボルトが入る穴径の10mmにサイズアップ....のはずが上手く穴が開きません。あれれ、いきなり10mmじゃ辛いのか、と8mmの穴を開けてやります。や、8mmでもだいぶ苦労してようやく開けたのですが、ココから10mmに穴を大きくするコトが出来ないのですよ。手持ちのビットが「鉄工用」だったので「ステン用」を買ってきてもダメ。ならば、とステップアップドリルを買ってきてもダメ。
きぃーっ、6kgレールを「オモチャみたい」とバカにしていたのですが、やはりれっきとしたレールなのですね。
まだ少しだけ先があるのですが、長くなったので今日はココまで。
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