長々とJAMネタを書いていますがそれも今日でオシマイですよ。
〆はやはり大御所の工業力の総集編、この鈍端ポイントですよ。
軌間が381mmですのでかなり大きなモノであるコトが判ります。当然このまま運ぶのは困難であって分解して搬入し、現地で組み立てているわけです。一度組み立てたのだからバラして再組立は容易....なんてコトは絶対にありません。ワタシなんか分解しちゃったら二度と再現出来ない軌道しか作れませんって。
ポイント周辺は座金レールクリップではなく、ホンモノ(?)のレールクリップを使われていました。
厚みがあって重厚感がありますね。一方で留めるボルトは市販のメッキ品を使われています。ココも錆びるとよりいい味が出るのでしょうが、ボルトは錆びると再利用が辛くなるので分解・再組立を考えるとこのスタイルが一番なのでしょう。
鈍端ポイント突合せ部のクリアランス、結構大きいのですよ。
レール天の幅が25mmですから、概ね15mm程度でしょうか。このあたりは実際に動かすモノがないとワカラン所だな。
分岐先の木製軌道。
こうして見ると「ピシッと直線」ではなく、「へろへろ直線」であるコトが判ります。やー、いい味出してるよなぁ。
これらの軌道を作っていくのに必要な冶具もいくつか展示されていましたが、やはりレール押さえというかレール台が一番興味津々。
ウチの場合は軌道に馬を被せてレールを置いて作業しようとしましたが、やはりフラフラと動いてしまうのでした。このスタイルが一番なんだろうなぁ。
実物を目の当たりにしてホントに勉強になった2日間でありました。
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Comments [2]
どてかぼちゃさん
連日のご紹介ありがとうございます。
鈍端分岐器についてですが、
単複線部分は、解体せずにそのまま運び込んでいます。
なんせ曲線部分と直線部分の2軌框分ですから、
2人で何とか運び出せる重さですので、
自宅からトラックに積み込むのは大変でした。
そんなわけで、1つ持ってくるのが精一杯で、
もう1つは挫折しました。
なお、鈍端分岐部分は、
自宅と会場では設置位置が違っていますので、
前後の部分は外して会場にて組み立てたという感じです。
鈍端分岐器にはいろいろと種類があるようで、
アメリカでは結構標準的に使われていたようです。
レールの置き台は、レールの切断や穴開けの時に
結構重宝しています。
レーザーカットしてくれる鉄工所にお願いすれば、
きれいに作ってくれますよ。
ぼうずさん
アレを運ぶって凄いなぁと思うのですよ。建設も肉体労働ですが、運搬も肉体労働ですね。
レール置き台、木で作れないか検討中....って、いつまでも「検討」してそうですけど(^^;
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