ワタクシ、実は腰痛持ちで急に寒くなってきた最近は気を付けないと危険が危なかったりします。房洲軽便建設工事の途中で嫌な予感がしたので早めに切り上げ、買っていなかった次の「大人の遠足」の切符を買ってきました。
コレだけじゃ足りないのですが、大物は手配しましたから一安心であります。ちょっと変わったルートで目的地に向かいますが、それなりに理に適っているはず....いやまぁ鉄じゃなかったらこんなコトしないでしょうけど。
さて、先日ファイントラックの複線間隔を変える方法についてちょっと考えてみましたが、アレはあくまで売っている線路を使ってのハナシでした。ちょっと加工すればハナシは変わってきますので、ちょっと考えてみます。
まずファイントラック37mmからユニトラック33mmに変更する場合、市販のファイントラックを使うと40cm近い距離が必要でした。しかしファイントラックを改造するとその限りではありません。ちょっと計算するとC605?10Fを2本半割りにしてS字を作ると複線間隔は約5mm狭くなるコトが判ります。37?5=32mm、ほぼユニトラックの複線間隔ですね。C541?15Fを同様に半割してS字を作ると約9mm狭くなりますから28mmとなってコチラはPECOの複線間隔と言ってもいいでしょう。ちなみに計算上はC605?10F半割りで作ったS字では長さ105mm、C541?15F半割りで作ったS字では長さ141mmで複線間隔を変えられるコトになります。ちょっと敷居が高いかも知れませんが試してみる価値はありそうです。
オマエ、いつもリクツばっかじゃないか、と言われそうなので実際に試してみましょう。
まずはC605?10Fをひっくり返して確認します。ファイントラック特有のズレ防止「玉」が左側にあるコトが判ります。
ファイントラックはユニトラックと違ってドコでもフィーダーが挿せるようになっており、C605?10Fも例外ではありません。ちょうど線路の中央部分にありますからその位置でカットしてやればいいコトになります。どうやってカットするかですが、以前モジュールを作った時にファイントラック道床が欲しくてホビールーターでカットしたコトがありました。
えっと、切り口がガタガタですね。相当注意してもワタシの腕じゃ半割りにしてそれを再度組み合わせるような精度は出せそうにありません。そういえば先日も行った模型屋でレザーソウを買ったコトがあるのですが、その際に主から言われたコトを思い出しました。
このレザーソウはいいよ、私は線路切っちゃうからあまり刃が持たないけど
ほう、レザーソウなら綺麗に切れるかな、と試してみました。
おお、綺麗に切れるし。実はココまでは先週試していたのですが、例によって放置プレイしていたのでした。昨日のRMMの記事で思い出した次第です。
ココまで出来ているのですからあとは組み合わせるだけですね。S字にするので2本カットして同じ側を組み合わせる必要があります。
すなわち「玉」のある側同士を組み合わせるのと、「玉」の無い側同士を組み合わせるコトになるワケ。「玉」の無い側はレールが動くので加工しやすく、コチラから試してみます。
まずはフィーダーを挿すために窪んでいる部分の真ん中の枕木を削り落としてやりました。ココにジョイントが入るためスペースを空けたのですが、ジョイントは更に長いし。
よく見ると接続部のジョイントが刺さっているレールクリップ部分は他の部分よりも幅が広がっているようです。
普通の部分はこのように逆L形になっているのですが....
接続する部分はI形となっていてジョイナーが引っ掛からないようになっています。
似たような加工をして無理矢理はめ込みましたが「玉」のある側はレールが動かないので細かい加工はムリです。面倒なのでジョイナーと干渉するレールクリップ部分は総て削っちゃいました。
そもそも中央の枕木も落とす必要も無かったので落としていません。
あとは突合せ部分に流し込みタイプの接着剤を流した後、1.2tプラ板で裏打ちします。
どんなカンジか確かめたいのですがシッカリ固着してからじゃないとずれそうなのでとっとと1×4材2枚でサンドイッチします。
さて、1日乾燥を待ちましょう。
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