今日も夜間作業....と行きたいところですが、土間打ちの片付けが終わっていない状態では何も手を付けられません。とはいえチョロっと砂利を回収したりして何かしないと気がすまない状態になってますな。
さて、2回にわたって模型工作の基本中の基本であるプラ板カットをネタにしてきました。多くのコメントを頂いて感謝するとともに、基本とはいえテクニックがあるのだなぁと感心します。帯材はやっぱり出来合いのモノの方が楽チンだと、先の休みに素材系を探し回って調達していたのですがソレはソレ。
1.5mm厚のプラ板を買っていますが、最終目標は1.2mmではなく1.5mmのプラ板を4mm幅にカットする事でした。凡人オヤマダさんからもコメント頂きましたし、ワタシも多用しているエバーグリーンの帯材も逝ってますが、ちゃんと直角が出ているし使い易いですよね。必要となる1.5mm×4mm帯材買っちゃったんで今回はコレでオシマイ....じゃネタになりませんな。
確かにエバーグリーンやプラストラクトの帯材は重宝するのですが、多用したい場合にはコスト的に苦しいですし、ドンピシャのサイズがどうしても欲しい時にはプラ板から切り出す必要が出てきます。0.5mm幅でカットしようなどという大それたコトは言いませんが、せめて今回切り出そうとしている4mm程度ならばスパッと切り出したいモンであります。というワケでもう1回だけあがいてみて、それでダメなら諦めようとまた机に向かいます。
これまでにワタシなりの方法でカットしていて気付いたのは
1)(諸先輩方からご指摘があるように)定規が滑りやすく、切り口が曲がるリスクが大きい
2)切り出したプラ板が母材側から切り離された瞬間に刃が切り口に入るので外側に反る(ようなカンジ)
という2点です。
定規が滑りやすいという点については知佳さんも書かれているように定規をテープで留めるのがお手軽な対応だと思います。但し滑る一番の要因は定規に沿ったカッターが定規を押すコトですから、定規のカッターの刃が当たる側をテープで留めないと相変わらず滑っちゃいますね。留める場所・向きを考えないと留めた意味がなくなりそうです。
仮に定規が滑らずにカットできたとしても2)の理由で反っているとしたら如何ともし難いですね。コレに対応するためにkazuさんからご指摘頂いたように折るというのもアリなのかも知れません。ただ、ある程度の厚みのあるプラ板の場合、断面がガタガタになる気がして最後までカッターでカットしたい気がします。幅が狭いと断面を整えるのも大変だしな。
最後までカットしても切り離したプラ棒が反っていかないように出来れば曲がらないかも、というワケでフェンスで押さえつけるコトを考えてみました。その辺に転がってる端材を使ってテキトーに作ろうかと思ったら使えそうなモノがありましたよ。
ええ、ジグソー用のガイドフェンスです。
ベースは5.5tのベニヤですから、その辺に転がっている同じ厚さのベニヤと組み合わせた上にプラ板やガイド用の曲尺を幅の広いマスキングテープを使って固定してみました。
デザインナイフを使って少しずつカットしてみると....おお、真直ぐに切れてるし。
但し今度は上下方向の反りが出ています。
ま、上下方向ならば重しでも乗せておけば真直ぐになるでしょう。
ちなみに幅はドコも4.0mmとなっていました。
ふむ、コレでエバーグリーン同等....とはならないのですよ。一見マトモに切れているようですが、切り口はビミョーに斜めだし、カットしたカエリも出ていてエバーグリーン帯材のように綺麗な断面にはならないのでした。
このあたりが限界でしょうか。とはいえ、使い道によっては十分使える気がします。
デザインナイフだと切削速度が遅いので、大きいカッターを使ってカットすると....
押さえない時よりは反りが少ないモノの、やはり刃が厚いせいか反ってしまうようです。ふむ、デザインナイフ使用が吉だな。
ではもっと幅の狭い帯材を切り出すとどうなるか試してみましょう。1.2tプラ板を2mm幅で切り出すと....
フェンスを持ってしてもエラく曲がるのでした。両面テープでカッティングマットと固定すれば少しは改善される気もしますが、あまり細い帯材を両面テープで固定すると剥がす時に反ってしまいそうですからちょっと怖いし。
結局、2mm幅で切り出すのは苦しいが4mm幅なら何とか切り出せる、というのが結論かな。
ま、どれだけ役に立つかはビミョーですが、ちょっとは賢くなった気がしますよ。
とはいえ、今回考えてる工作にはエバーグリーンを使うかな=>「ブログ村鉄道模型」はコチラです。
コメントする
※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。