100Φ車輪を使った場合、車軸を受けるベアリングユニットから車体底部までの間隔は現在約50mmで車体底部の高さが130mm強となっています。一方で動力車に使おうと思っている153Φ車輪を使って底部をフラットにするとベアリングユニットから車体底部までの間隔は60mm必要で車体底部の高さが160mm強となるコトが先日の考察で判明しました。車体裾が絶対に合っている必要もありませんが、何となく合っている方が美しいので合わせておきたいところです。というワケで100Φ車輪を使った車両で10mmクリアランスを増やして60mmとするとどうなるか試作してみるコトにします。
現在は車軸と平行にCチャンネルを渡し、両側にLアングルを沿わせていますが、少しでも車重とコストを減らすためにベアリングユニットごとに60mmのスペーサーを入れるコトを考えてみます。まずはCチャンネルを長さ60mmに、30mmLアングルを長さ30mmにカットします。
歩く程度のスピードですから多少ガタがあってもヨシとしてますが、精度がイマイチなんだよな。作り易さの確認も量産に向けての試作機の役割です。
部品はコレで足りる、と思ったらアングルが足りないコトに気付いて切り足したり。
どうも一度で満足いく想定が出来ませんな。
続いてアングルに4φ穴をあけていきます。
チャンネルの短辺側に留めていくのですが、どう見ても穴位置が外側過ぎますね。
というワケで4つ穴開けても3点でしか留められないしorz
反対側は無理矢理4点で留めましたが....
リベットが浮いてます。
まぁいいや、試作だし。
片側だけしかアングルを取り付けていませんが、完成形はこんなカンジになるつもりです。
下側でベアリングブロックを固定し、上側は車体底部と固定しようというワケです。使用するチャンネルが減るために重量もコストも削減できますが、工作精度は必要となりますね。チャンネルの両側に取り付けたアングルが小さくて加工し辛いために2枚のアングルをちゃんと面にするのも大変そうですし、ベアリングユニットと車体取付け部が同一軸上になるために加工が難しそうです。
そもそもヘンな細工するよりは、チャンネルを2本上下に重ねて60mmにした方がいい気がしてきました。ふむ、頭で考えてるより実際に手を動かして試した方がいいのだな。
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