軌道が土間打ちされているエリアは車輌留置ヤードとなっているためですが、15インチ軌道は留置ヤードも短いためにすぐにバラスト敷きとなっていました。
ってか、軌道間隔がミョーに狭いですね。コレで2線あるのですが、2本の軌道の間隔は軌間よりも狭くなっています。ま、車幅が狭いからコレでいいんだろうな。
Rも大きいので実感的です。
房洲軽便は狭い敷地に無理矢理敷いているので模型的になっちゃうんだな。
この付近から振り返って24インチと1067mm車輌を記録。
24インチDLがいかに小さいかが判ると思います。15インチだともうひと回り小さくなるとは思うものの、マトモに造ったら1トン以上の重量となりそうです。そんな重量を支えるフレームを作る工業力は無いなぁ。
さて、この付近まで戻ってきたら保存会スタッフの方に事務所横の屋内保存室が見学可能であることを告げられました。早速入ってみるとSLが鎮座しています。
明治22年製の「ドイツ・クラウス社製17号」ですね。
なかなかの重厚感ですが、SLってあんまり興味ないんだよな。
それよりも反対側に展示されている15インチ客車の方が目を引きます。
神輿みたいだな。
車軸は外受けでベアリングユニットは溝形鋼で受けています。
上部は木製ですが、フレームは鋼製ですね。車輪は房洲軽便ト1と同様、車径80mm程度のモノでしょうか。
2輌いましたが、屋根以外の基本構造は一緒でした。
檜製だそうですが、結構重そうです。屋根があるのにオープンというのもちょっと中途半端な気もします。屋外に留置せざるを得ない房洲軽便ではちゃんと壁も付けるか、もしくは割り切って屋根も付けない無蓋客車にするかの2択ですな。
上の写真右手・客車の後ろ側には能代営林署の木造客車が復元されていました。
って、看板だけですな。実車はまた明日。
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