先日の乗り鉄の一つの目的は最近入手したデジカメの動画試し撮りでした。
機会は多くありませんが、遠足や乗り鉄で車窓の景色を記録したい時にどれほど使えるか試しておきたかったのですよ。
冒頭はSX130ISで撮っていますが、EOS Mでも記録しています。
デジカメでの動画撮影は記録フォーマットや連続撮影時間、電源の確保など考慮すべき問題がいくつかありますが、やはり一番気になるのは動画品質ですね。というワケで先日の乗り鉄で記録した動画をご紹介します。
[SX130IS]君津発車
[SX130IS]佐貫町駅通過
[SX130IS]保田到着
[EOS M]佐貫町駅付近 18mm(換算29mm、ズームワイド端)
[EOS M]和田浦駅付近 22mm(換算35mm、単焦点)
[LUMIX GF2]青掘通過 14mm(換算28mm、ズームワイド端)
いかがでしょうか。映像素子がCCDであるSX130ISは720P記録となりますが、やはり動体歪みが一番小さくて見やすい気がします。GF2は1080P記録出来るもののCMOSのせいか動体歪みがひどくて車窓記録は見るに堪えません。EOS Mも1080P記録、CMOSのはずですが動体歪みを結構抑えているのではないでしょうか。
どうせサブカメラとして持ち歩くでしょうからお手軽なSX130ISを使うのがいいような気もしますが、720Pでは10分までしか連続撮影できないのが残念です。外部電源端子が3Vなのでエネループを使った外部電池BOXを作り易そうなんだがな。やはり長時間連続撮影をするならばビデオカメラ系が必須というコトなのでしょうか。
動体歪みは使い方によってある程度抑えるコトはできるようですが、「車窓を記録する」のは動体歪みが一番出やすい使い方のようで、「使い方」でカバーするコトは不可能なようです。そんな観点でちょっと調べていたら、気になっていたGoProもCMOSを使っているせいか動体歪みが大きいようです。というコトは映像素子供給元であるSONYのアクションカム系統も同様の傾向なのでしょう。
CMOSを使っているはずのEOS Mで動体歪みが少ないのは信号の読み出し方に違いがあるのかも知れないし、技術の進歩で解消しつつあるのかも知れません。いずれにせよ、現時点で発売されているデジカメでは車窓記録に適したモノは無いような気がします。
夜行列車も激減して車窓を記録する必要性も無くなっていますから、あまり長時間連続撮影を追い求める必要もないのかも知れませんがね。
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