ものぐさの模

シルエットカメオで切り抜けるのではないかというほのかな期待を持って0.3tプラ板を使ったのですが、やっぱり切り抜けずにカッターを当てる手間が必要なコトがわかりました。どうせ切り抜けないのなら薄過ぎて使い辛い0.3tではなく、多少はコシのある0.5tプラ板を使った方が良さそうですね。
さて、外壁に見立てた0.3tプラ板をストラクチャーとして組むためにはのり代が必要なので角材を貼り付けていきましょう。

まずは幅を確認、26mm程度ですね。あれれ、ちょっと違和感があります。

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確か前作に合わせて28mmにしたはずなんだがな、というワケで前作を確認します。

やっぱり28mmですね。作図ミスかな？....って、この時もっと追究しておけば無駄な時間を費やさずに済んだのですが、そんなのつゆ知らず作業を進めます。
マイターボックスで26mmにカットできるよう調整して....

5mm角材を長さ26mmで4本切り出します。

で、0.3tプラ板端部に貼り付けます。

垂直側ののり代ですよ。
コレが建物の内側になりますが、外側から確認すると若干角材がはみ出しています。

カッティングプロッタの精度の限界かな？
文句言っても精度は上がらないので平側２枚のプラ板両端、計４箇所に角材を接着しました。

固着を待つ間にVISIOで作った元図面をA4で印刷します。

飾り柱となる2mm角材を接着していくのですが、元図面を使って位置決めしていこうと思っています。元図面の上にプラ板を置いても透けないので秘密兵器ライトボックスを取り出します。

銀塩時代にリバーサルフィルムの確認に散々お世話になったのですが、最近は全然使っていませんでした。久し振りに電源を入れました。
ちゃんと透けるかどうか確認してみます。

確かにちゃんと透けるのですが、VISIOの図面とカットした0.3tプラ板の寸法が全然違っています。あれれ、コレでは使い物になりません。
調べてみると
・VISIOでは当初考えていた通りの寸法で作図している。
・但し0.3tプラ板のサイズに合わせて用紙指定をB4としている。接続しているプリンタはA4対応なのでA4に縮小出力する設定となっている。
・VISIOからAutoCADの*.dxfフォーマットで出力し、カメオをコントロールするシルエットスタジオにインポートした。
・保存しているシルエットスタジオのファイルを見ると、28mm→26.2mmの比率で全体的に縮小されている。
シルエットスタジオへのインポートが悪さをしているようです。同じ形で描画されていたので寸法まで確認せずにカットしてしまいましたが、コレが諸悪の根源なのだな。
ちなみにB4をA4に縮小したのが原因かと思ったのですが、B4→A4は寸法比で81.7%、一方で今回28mm→26.2mmだと93.6%となって、縮小が原因ではなさそうです。

もう少し調べてみる必要はありますが、いずれにしてもココまでの作業は完全に無駄ですね。よく考えれば
・階段室扉ののり代が想定より小さい
・28mmのはずが26mm強となっている
・丁度5mmのはずのスペースに5mm角材を当てるとはみ出す
など、おかしな点がいくつかあったのですが、総て精度が悪いせいかと思ってスルーしていました。やー、もっと論理的に追及しないとダメだな。
さて、この先どうするか、ちょっと頭を冷やして考えますよ。