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幕が上がる

もう3月になってしまいました。チマチマと動いているコトはあるのですが、未だ進捗率は1割程度....5割超えたらご紹介しようとは思いますがね。

さて、昨日は我がももクロちゃんの主演映画「幕が上がる」の封切でした。

早速観にいってきたのですが....前評判やリークしている演劇シーンでの動画など、ちょっとハードルを上げすぎた気がします。
ストーリーは直球過ぎる直球の青春映画の王道でメンバーは一生懸命女優しているのですが、「演劇をやっている高校生にも見て欲しい」と言うわりには原作の主題である演劇部分の描き方がサラっとし過ぎていて、その前評判だけを聞いて見たヒトは失望するのではないかと思います。大御所や評論家のコメントは好意的であるものの、結局ももクロちゃんありきの映画で所詮アイドル映画の域を出ていない気がします。
主人公がいるにもかかわらず極力残りの4人も前面に出そうとしたのも散漫に感じる原因でしょうか。主人公がいきなり成長していますが、もう少しその過程の描写があっても良かったように思います。いやまぁエンディングに合わせた描写だと言われればそうなのかも知れませんが、原作を読んでしまっているだけに越えられてはいないなぁと。
随所に挿んでいる小ネタも鼻に付き、折角の好演を安っぽく見せているように思います。そんな意味でもナニを描きたかったのか今ひとつピンと来ないんだよな。

とはいえ青春モノとして、ももクロちゃんを意識しなければいい出来といえる映画になってはいます。リーダーがどこかで「ももクロ全員で出る映画は最後かも」と言っていたように思いますが、端役であってもピンでちゃんと演技した方がいい味を出せるポテンシャルは感じました。


何だかんだ言いながら、関連でイロイロ買ってたり。

グッズ類は興味ないのでスルーしてますが活字系はそれなり、全部追いかけてたら破産しますからごく一部であります。さすがに女優事務所ですから映画となるとプロモーションが凄まじいですね。
しかし昨日発表された、メイキングをドキュメンタリー映画にするというのは禁じ手ではないかと思います。小ネタを挿む以上の安っぽさ感と、作品としての価値を台無しにする愚行に思えてなりません。そんなコトするから所詮アイドルと言われて一段低く見られる気がするんだがな。ここまでのし上がってきたのは裏側を見せているようでホントの苦しい・辛い努力を殆ど見せなかったのも一因かと思います。変に努力を美談にしてそれを安売りしてはファンは離れると思うんだよな。
しばらくは見守っていきたいとは思いますが、今までとは違うコレジャナイ感がしたのでした。

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