先にご紹介した丹生川の貨物博物館で貨車を観察した後、阿下喜の軽便博物館にやってきました。
開館日は貨物博物館の月1回に対して軽便博物館は月2回、共に大変少ないのですがたまたまこの日は開館日で躊躇なく訪れました。以前北勢線に乗って阿下喜まで来た時には線路しか観察できませんでしたが、今回は開館日ですから15インチの車輛が動いているのを見るコトができます。
前回も柵の外から観察はしていましたが、今回は堂々と線路内に入って舐めるように観察します。まずは参考にしようと思った回転フログから。
いいアイデアなのですが、鈍端ポイント切替との連動方法が思い付かずに採用を見送ったのでした。軽便博物館でも連動はさせていないようです。
鈍端ポイントの転換装置はダルマ式を模したものでした。
そこそこ厚手のプレートを使っているのですが、曲げが綺麗で美しいですね。
聞いてみたら作った方が自分で曲げたとか。曲げるのはムリなので円盤を半割にしてダルマ式っぽくするのがいいのかも知れません。って、そもそも鋼製の円盤も売ってないですがね。
ポイントは基本的に鈍端ポイントとなっています。使っているレールは北勢線の古レールで15kgとか22kgレールのようなのでレール天が広く、同じ軌間・用途・構造でもわが房洲軽便とは見た目が全然違います。
もう一つ大きく異なるのは踏切ですね。
房洲軽便では枕木をテキトーに並べているだけなので、ずれるし雨が降ると滑ってちょっと危ないのですが、軽便博物館ではアングルで囲いを作ってコンクリートを流した上に表面を荒らしています。
滑らないしコチラの方がいいですね。ちょっと加工しようかな。
ポイント周りもさすがにちゃんとしています。
ポイント可動部分はバーを溶接しています。溶接はちょっと敷居が高いなぁ。
ココは参考にするのはちょっと難しいのですが、ポイントの方向固定にスライドロックを使うのはいいアイデアですね。
また、ポイント可動部のストッパーもアリですね。
溶接できないのでボルト止めになるでしょうがね。
まだ続きます。
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