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軽便博物館5 軌道

少しレールを観察していきます。

固定は犬釘を使い、内側と外側を留めていますが、所々にブレース用のターンバックルを利用して外側を引き寄せるように金具が入っていました。重量のある車輛が走るとレールが外側に逃げるというコトなのでしょうか。



敷地内に敷設された軌道はドックボーン型であり、直線部は太いレールを使っていますが、両端の大きく曲がる曲線部はおそらく6kgレールが使われています。

当然ながら接続部はレール天幅が異なるのでビミョーな姿になっています。

レール天幅だけでなく固さも異なるため、枕木の一部を削って高さを合わせていますね。
外側から内側に押さえ付けるターンバックルが多いのですが、内側にパイプを入れたり....

鋼材を溶接して軌間を維持したりもしていました。

ドッグボーンの中央・細い部分は中心が762mmで両端は15インチ軌道となっています。中央の762mm用のレールは内側も外側も使われているというコトですね。

阿下喜駅方にはターンテーブルもあります。

少々窮屈ではありますが、15インチ軌道でもちゃんと屋根まで取り付けた車輛を運行できるのですね。

2軸客車、コチラは跨るような座席になっていました。

房洲軽便は貨物専用ですから客車はいらないかな。
保守される方が複数おられるとはいえ、この頑丈なレールを使ってポイントまで作っている工作力には頭が下がりますね。

もう1回だけ続きます。

Comment [1]

「ブレース用のターンバックルを利用した金具」ですが、ゲージタイを自作したものでしょう。枕木の腐食が激しいので、軌間拡大を防ぐ目的と思われます。内側にも金具が付いていると、小返りの防止も期待できます。

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