ものぐさの模

ヘネシーは室内にテンションのかかったリッジラインがあるためソコにアレコレぶら下げられますが、DDハンモックは伸縮性の細引きで引き上げているサブポール内側にループがあるだけです。

軽いモノならば吊下げてもいいのですが、ワタシが愛用しているラジオを吊下げると丁度顔に当たるので使い物にはなりません。ポケットは多いのですが収納力はヘネシーの方が上の気がします。

一方で撤収に関して、"DD Hammock Sleeve"は余裕があってスルっと被せられるので使い勝手は上です。

簡単に撤収できる一方で若干サイズは大きいですがね。

さて、ワタシのDDハンモックは元々両端に付いていたロープを色の異なるスリングに替えて、赤が頭側になるようにしています。DDハンモックは両側にジッパーが付いているのですが、マットを収納できる床下室(?)は片側からしかアクセスできないので、判るようにしておかないと設営時に困るのですよ。支線の方向とリッジラインが垂直になるような位置に立った時、左が頭になるように吊るのがワタシにとっては使い易い吊り方です。
一方でヘネシーはDDハンモックと違ってロープを替えるコトは出来ませんから、違う手段で目印を付ける必要がありますがね。

コレじゃどうやって吊ると入口が手前側になるか判らないよな。とはいえ、ジッパーは片側にしかないので行き当たりばったりだと吊りづらいワケです。

ワタシの場合、感覚的なモノではありますが頭が若干高い方が寝やすく感じています。頭を高くするには木に結びつける位置を上げるか、木との距離を短くするか二つの方法があります。いずれにしてもドチラが頭か判って吊り始めた方がいいですね。
ちなみにヘネシーの場合、目線がリッジラインに対して垂直になるように立つと、中央より右側に頂点があるような三角形になります。ヘネシーはリッジラインに対して線対称ではありませんが中心点に対して点対称になっているので、ジッパー側でも非ジッパー側でも同じコトが言えます。
ジッパー側から見た場合頭をどちらにするかは決まっていないと思いますが、DDハンモックでそうしているせいか、ワタシは左を頭・すなわち非ジッパー側の壁面に頭が来て、ジッパー側に足が来る寝方が寝やすく感じます。
ふと気が付くと非ジッパー側の頂点にはループがありました。

取説もロクに読んでないのですが何のためのループかな?
内部のリッジラインはそれなりのテンションがかかっているため、単２三本使う重いラジオを吊下げても室内高はそこそこ保てます。

実際に寝る時は更に単２二本使うLEDライトを吊下げますが問題なし。
他にもメッシュポケットがあります。

判りづらいのですが2室に分かれていて、写真上側の小さなポケットは取り出しやすいのでスマホやケータイを、下側の大きなポケットはシッカリ保持するのでヘッドライトを入れるのに適しています。
横になった感覚はシングルウォールのためかDDハンモックより底面が柔らかい気がします。体を水平に保てるので寝やすい一方で、底面が薄いので寒いコト、またこの日の朝方に気付いたコトですが床面外側に蚊が寄り付きやすいようで羽音がかなり気になるのが欠点でしょうか。

DDハンモックもそうなのですが、リッジラインに対して斜めに寝ているので、右手側は底面が高くせりあがります。

DDハンモックだとココにポケットがあるのですが、テンションが掛っているので出し入れし辛いんだよな。反対の左手側は逆にメッシュ面となって見晴らしはいいです。
撤収前に印をつけておきました。

ヘネシーのロープにはフライを取り付けるプラカラビナが付いているのですが、標準では黒い細引きが使われています。頭側の細引きを手持ちの白いモノとしておきました。コレで一目でドチラが頭なのか判ります。
他にも吊り方で気付いた点はあるのですが、そのうち設営・撤収動画でも撮りながらネタにしましょう。