その昔バックパックやらチャリツーやら遊びまわっていた頃、自然と道路に詳しくなるし愛着がわいてくるものでありました。そんな時県道道宣言なるものを見つけてえらく感動した覚えがあります。ワタシにはこんな文章は書けないなぁ。
最近は日帰りばかりでバックパッカーの風上にも置けない状態ですが、それでもこんな青看を頼りに道を歩き回っているわけです。
コレまでも県道標識があると記録したりしていましたが、最近は県道踏破欲がむくむくと持ち上がってきております。再び「県道道」に足を踏み入れたカンジですよ
県道の始点・終点や交差する所には標識が設置されていることが多くあります。
写真は少々判り辛いのですが冒頭の青看の交差点にある標識で、右に進むのがK270、左から来て手前に曲がるのがK87というコトを示しています。起点・終点、もしくは直角に曲がる場合は片側だけ先端が三角の矢印になったような標識が使われています。
一方で、直進する県道から別の県道が分岐するような場合は、分岐側は上と同じように片側だけ矢印の標識、直進側は両側が矢印のようになった標識が使われます。
交差点付近はこのような標識が設置されているコトが多いのですが完全ではなくて、本当にココが県道なのか心細くなるコトの方が多いのですがね。
交差点以外にも標識が設置されていて、例えばK24。
県道何号なのか見やすいもののちょっと素っ気ないスカした標識であります。個人的には正式名称が書いてある方が好きかな。
運転していたら読めないかもしれませんがね。
県道を片っ端から歩いていきたいと思うものの、ちょっとややこしいのが道路名称が変更される場合があるコトでしょうか。
千葉県の場合、2桁までの県道は主要地方道、3桁は一般県道と分類されています。400番台は自転車道ですね。主要地方道の場合は標識の路線名の前に(主)、一般県道の場合は(一)と書かれているのですが、上のK87は主要地方道であるにもかかわらず(一)となっています。調べ切れてはいないのですが、以前は3桁県道(K264?)だったものと思われます。
名前が変わるだけでなく、もっと大幅な変更がある場合もあります。K87の袖ヶ浦駅付近と小櫃橋間の道路脇にある古い標識、コレでは管轄がピンときませんが....
近くにある境界標を見ると「建設省」とあります。ええ、ココは現在のR16が出来るまではR16として使われており、当時は建設省が管轄していたのですね。
開通後に千葉県に管轄が移ったので、当然新しい境界標は「千葉県」になっています。
更に路地に入る所には「袖ヶ浦市」の境界標。
こんなトコからも県道であるコトが判ったりします。
さて、こんなくだらない観察をしているとおバカなワタシはコンプリートしたくなってくるのですよ。ま、千葉県には300本以上の県道がありますし、前述のように名称変更やルート変更もありますからまさに「エンドレス」な「県道道」なのですがね。ボチボチと踏破していくかな。
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