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ご紹介したように、先の週末は自家用専用軌道の第一期基礎工事をムシムシとやっていました。模型というより「1/1模型」とか「庭いじり」の範疇ではありますが、備忘録としてコストや反省をまとめておこうと思います。参考にされる方なんていないとは思いますが、大先輩大御所を見てワタシが思ったように、誰かが

ひょっとしたらウチにも専用軌道を引ける鴨

なーんて思ってもらったら楽しいではないですか。

では今回整備した8m路盤の必要資材です。
・砂20kg袋×8(モルタル基礎 2袋+2m分(砂だけ)3袋+6m分(砂利+砂)3袋
・砂利20kg袋×6(6m分)
・ドライモルタル25kg袋 1/2弱
・防草シート 8m分
・コンクリートブロック(防草シート押さえ)13本(今回は仮に廃品利用)

単価ですが、
・砂・砂利1袋約200円
・ドライモルタル1袋約500円
・防草シート50m約4000円(80円/m)
・コンクリートブロック1個500円
ですので、
・砂利と砂 200円×14袋=2,800円
・ドライモルタル 500円×2/5(袋として)=200円
・防草シート 80円/m×8m=640円
・コンクリートブロック 500円×14個=7,000円
〆て10,000円強/8mとなりました。

m当たり1,000円強ですが、その7割近くをコンクリートブロックが占めています。今回は畑の周りに置いていた廃品を重石代わりに仮設していますが、いくら何でも高過ぎますね。もう少し安く仕上げるのならば1個80円程度で売っている一番安いレンガがいいかも知れません。サイズは188mm×88mm×48mmですから8mで42個必要、計3360円となり8mで7,000円となります。
現時点で軌道全体のコストを推測すると、
・今回はバラスト代わりの砂利が含まれていませんが感覚的に8mで10袋程度必要なカンジなので2,000円
・枕木を基本380mm程度のピッチで置くとして8mで22本位必要、1本80円として1,760円
・レールは送料等込みでkg400円として8mで400円×6kg×8m×2本=38,400円
・座金とネジが1箇所当たり10円として枕木1本で4箇所、40円/枕木1本×22本=880円
計23,840円となり、基礎もあわせると押さえにレンガを使ったケースで、8mで50,000円程度の出費となります。
1m当たり6000円強、Nゲージと比較するのもナンセンスですが、1mの線路を引くと軽くカマが1輌買える計算となります。コレを「高い」と考えるか、「納得の金額」と考えるかはビミョーなところですね。但し一度に総てのコストが掛かるわけではなく、必要に応じてちょっとずつ買い揃えていけるのでそれ程「金が掛かる」という気はしません。庭いじりやDIY好きならば納得の範囲では無いでしょうか。
このあたりは完成したらまたまとめたいと思います。

工法について、今回の目的はきちんと水平を出すコトを目的として次のような手順で進めました。
a)隣家との間のブロック塀は水平が取れているものとして、路盤の幅(=防草シートの幅=1m)にカットした木材を使って均一な深さに土を掘る。
b)塀沿いに約9cmの幅で1?2cmの厚さに砂を敷き、更に1?2cmの厚さでモルタルを塗る。
c)モルタルの天にあわせて残りの部分に砂利・砂を敷いて路盤の枕木方向の水平を取る。
d)防草シートを敷き、端をコンクリートブロックで押さえて完成。

この方法の反省ですが、良かったと思うのは以下の点です。
1)路盤幅の冶具のお陰で路盤幅を手早く均一に均せた。(←アタリマエ)
2)路盤の端にモルタルを塗ったのは路盤基礎の高さのベースにするためなのですが、コレがあったおかげで水準を合わせるのが非常に楽。

一方で今回の改善が必要と思われる点は以下の通り
1)a)の工程でもキッチリと水平を取ったが、ザックリでよい。c)でキッチリ確認すればよい。
2)b)でモルタルを塗ったが、手間が掛かり養生も必要な上に薄過ぎて強度も弱い。コスト的には不利だが次回は角パイプを使うか?
3)c)で最初は砂を使ったが、使用量が想像以上に多いために後半は砂利+砂とした。しかし必要総数(20kg袋)は変わらず、コストは同じだった。但し、砂だけよりも砂利と組み合わせた方が路盤は強固になる。面倒でも砂利だけで水平を取れればコスト的に有利。
4)c)で砂利を使ったが、某ホームセンターで売っている砂利は不揃い過ぎ、もう少し細かい「ビリ砂利」の方が良さそう。

ふむ、次回はもう少し改善の余地がありそうですな。
って、まずは線路を買わないと何も始まらないのだな。
 
 
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オヤジのくせして筋肉痛が当日出る体質のワタシ、昨晩は体中痛くてたまりませんでした。それでも朝からボチボチと作業開始、まずはモルタルを練って昨日残した部分に塗ってやります。

昨日の晩にホームセンターで買ったモノですが、以前使っていたモノより若干荒い気がします。まぁいっか、家作ってるワケでもないし。

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昨日御紹介した試験軌道は、既に砂利を敷いた防草エリア(?)に敷設していました。

それなりに見えているようですが実用には耐えません。いやまぁナニをもって「実用」なのかはビミョーですが、地面をテキトーに掘ってテキトーに均して防草シートを敷いて砂利を撒いただけなので、下が凸凹なのですよ。従って一部の枕木は地面から浮いているし、枕木方向の水平も取れていません。本設するならばレール方向・枕木方向共に水平を出し、さらに砂利を撒く前に枕木を置いてやった方が良さそうです。

さて、最近は地面をどうやって平滑にするかをずっと考えておりました。
大御所は路盤として重量ブロックを使われています。キッチリ水平を出せば強固な路盤となりますし、直接砂利を敷けるので防草シートも不要です。一方で深く掘る必要があるので残土の処理に困るし、この先出てくる雨水用マンホール&地下樋をどう逃がすか悩ましいし、またコスト面でも若干不利な気がします。ちなみにブロックのサイズは約400mm×200mmですから、幅800mmの路盤を作った時、1mあたり10個の重量ブロックが必要となります。1個150円としてメーター当たり1500円、レール定尺5.5mの路盤を作ると8000円強となります。更に重量ブロック50個強ともなると1個当たり9kgありますから500kg近くとなって調達も大変です。

ふむ、多少ヘロヘロでもワタシはもっとお手軽にいきましょう。なにしろ「ものぐさ」ですから、ハイ。

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角パイプ軌道の完成

昨日御紹介したように、何本かの2×4枕木は完成して角パイプと組み合わせてみました。ココまで来たら組上げたくなるのはアタリマエですね。

というワケで、切り出していた鉄の平板に穴をあけていきます。前回は闇夜に手で押さえて危ない目にあったので、今回は昼間にバイスにくわえさせての作業です。

捨て板を当てておきます。切り屑対策に保護メガネは必須ですね。

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内房ではガソリンスタンドに並ぶ車も多少減ってきた感じがします。とはいえまだ燃料不足が総て解決したワケではなく、不急の買い物は避けたいところです。というワケでレールの調達は先送りして、チマチマと枕木を準備する日々。レールが調達出来なくてもするコトが山ほどあるというのが15インチゲージのいいところ、休みのたびに少しずつではありますが体を動かしてはおります。

ちなみに手前はクレオトップ3度塗り、奥の10本は2度塗りであります。3度塗りで概ねいい感じの色になりますが、乾かないと重ね塗り出来ませんから、多くても塗れるのは1日に1回です。

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